今回は
ホタテ養殖の1年のスケジュール的なものを
書いてみたいと思います



まず
基本的なことからですが
沖には各自ケタというものを所有しています。

3:28 ケタ


ケタとは
画像にある通りの状態のセットのことです。
(画像汚くて申し訳ないですm(_ _)m)

ブロック(オモリ)で海底に固定して
ロープをウキ球で吊り上げてる状態
です。



3:28 ホタテのケタ


〜種網投入〜

まずはホタテの幼生(赤ちゃん)を取るのに
5、6月頃にホタテが産卵する時期をめがけて
種網(アミ)をケタに吊り下げます。

種網は正直なんでも良いそうです
(玉ねぎなどのネットでも)

私の知り合いは
使わなくなった魚の網などを使っています



〜貝子取り〜

およそ2ヶ月ほど経ったら
種網を引き上げにいきます。

そこにはたくさんのホタテの稚貝が付着していて
それを専用の機械で取ります。

シュウリガイ(ムラサキイガイ/カラスガイ/ムール貝)の稚貝や
ヤスデ(ヒトデ)やゴミ等が混じっているので
綺麗に洗浄します。

綺麗に洗浄したホタテの稚貝を沖で
目の小さなザブトン(パールネット)に
約レンゲ1杯分ずつ入れていき
ザブトンをケタに吊り下げます。



〜中分散〜

(この過程を行わないところもある。)

1ヶ月後ほどしたら
ザブトンを引き上げてザブトンから出して
選別機にかけながら綺麗に洗浄します。

洗浄したホタテの稚貝を
目の変えたザブトンに
約100枚ほどずつ入れて
ケタに吊るしていきます。



〜本分散〜

中分散と同様にザブトンを引き上げて
選別機にかけて洗浄します。

11:26 ホタテの稚貝入手 4


この時期は
このくらいのサイズです

11:26 ホタテの稚貝入手 2


洗浄したホタテの稚貝を
目の変えたザブトンと丸カゴに入れて
ケタに吊るします。

入れる枚数によって
耳吊り時期に使うホタテの大きさが
変わってきますので
そこそこのやり方でやります。



〜耳吊り〜

3〜6月あたりに
吊るしたザブトンと丸カゴを引き上げて
前に耳吊り作業について♪で書いたように
耳吊り作業を行います。

この時点で
1年経つか経たないかくらいのホタテの稚貝です。

3:24 ホタテの稚貝 2


ちなみに
前に書くの忘れましたが
ホタテを吊るす間隔とか決まっていて
ホタテを密集させてつけすぎると
成長に影響が出ますので
丁度良い間隔でつけていきます。

そして
種網投入と耳吊りは期間がかぶります。



それから
上記と同じようなサイクルで
貝子取り、中分散、本分散を行います。

各自によって違うかもですが
中分散の前後にケタ掃除をします。

ケタにはシュウリガイやコンブ、ザラボヤ(ミズボヤ)等が
付着しているので綺麗に取り除きます。

また
耳吊りで吊るしたテンボにも付着するので
専用の機械を使って洗浄して綺麗にします。

洗浄する理由に関してですが
ホタテ以外のものが近くに付着していると
養分がそれらに持っていかれるため
ホタテの成長に影響を及ぼします




また掃除だけではなく
ケタの状況も把握しないといけません

余分なものが付着したり
ホタテが成長したりするにつれて
重さが変化するために
ケタのロープが重さで沈んでいってしまいます

なので
各期間ごとにウキ球の数を多くしたりして
ロープが丁度良いいちに浮くように
コントロールします。



〜出荷〜

12月頃から
耳吊りで吊り下げたホタテを出荷するために
テンボを引き上げて綺麗にしてから出荷します。

この時点で約2年目になることから
2年貝ということで出荷されます。

12:28 静狩からホタテ 1


ちなみに
この時点で出荷せずに放置したり
また丸カゴに移し替えたりすると
次の年に3年貝として出荷されます。

12:30 藤野さんからもらった 3年貝 2


だいたい1年のスケジュールはこんな感じです

朝は2:30〜3:00頃からで
冬は雪が降ってたり放射冷却が起こってる中の作業なので
とても大変なお仕事です。

11:2 朝2時50分頃


海中からウキをとったりホタテをあげたりするのも
数十キロの重さがあるので
腰にも負担がかかり腰を悪くされる方も多いです


ホタテは養殖とは言っても
とてつもない手間や経費がかかっているわけですね



ということで
ホタテ養殖の内容でした〜




以下のブログもやっているので
ぜひ見に来てくださいね

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